読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

「風立ちぬ」を見てきた

要旨

  • 夢の中の描写が幻想的だ
  • 妹の加代から「薄情者」と言われるのは当然ですね
  • 菜穂子さんかわいい

風立ちぬを今頃見てきた

風立ちぬ」は公開終了したと思い込んでいたところ、下高井戸シネマにて公開中との情報を聞き、下高井戸シネマで鑑賞してきた。以下雑感。

夢の中

  • 夢の中でのカプローニとの出会いがなんとも幻想的だ。二郎の飛行機への執着を映像化しようとすると、ああいった形になるのか、という感じだ。楽しそうな顔の人々がたくさん乗ってしなっているカプローニの航空機は魅力的に映った。

  • 妹の加代からしきりに「薄情者」と言われる二郎氏。それについては幼少時から一貫した描写であった気がする。
  • 「医者の卵」の妹

菜穂子さん

菜穂子さんはかわいらしかった。魅力的な女性であるように思える。

二郎の菜穂子さんへの扱いが「きれいなもの」としか扱っていないとの記述をいくつかのブログで見かけた気がする。確かに二郎はしきりに菜穂子に「きれいだよ」と言っていた。それ以外の言葉で彼女を形容して褒めていた言葉はなかったようにも思う。

また、二郎のそのような傾向は宮崎駿監督の持ち合わせている傾向であるという言説も見かけた気がするが、菜穂子さんの死は夢の中で間接的に表現して、最後まで「きれいな菜穂子さん」で通していたなあとも思った。

ただ私はそれらがひどいとは思えなかった。自分の過去を振り返りどうだったか、今どうかと考えると、仮に菜穂子さんを「きれいなもの」としか扱っていなかったのだとして、二郎を責めることが私には出来ない。

あと、時代が現代ではなく、現代の価値観を適用して作中の人物の行動をどうこう言うのは違うのかなという気がする。たばこを菜穂子の枕元で吸うシーンでは二郎が離れて吸おうとしているのを菜穂子が自分から「ここで吸って」と言っている。