読売新聞記事の見出しに違和感、確信は持てないが

読売新聞がジミー・ウェールズ氏へのインタビューを元に書いた記事の見出しに

(太字は筆者)とあった。しかし、これは、

  • 「ウィキペディア」創設者、検索サイト開設を計画

とするべきではないのか、と強く思った。
まず、文章を読んで「ウィキペディア」(WikiPedia)創設者の作った「ウィキア」(Wikia)が検索サイトを作るという解釈はできても、「ウィキペディア」(WikiPedia)が検索サイトを作るようというな解釈はできない。
記事にあるとおり、「ウィキペディア」(WikiPedia)は「ウィキメディア財団」の運営、「ウィキア」(Wikia)は「ウィキア」社の運営だ。「ウィキペディア」創設者ジミー・ウェールズ氏が「ウィキメディア財団」「ウィキア」の双方に関与している。しかし、両者は別母体であるのだから、両者を混同してはいけない。
「ウィキア」のページにも、

Wikia is not Wikipedia and we aim to not duplicate Wikimedia projects. Although Wikia shares some of the goals of Wikipedia, the two are not "sister projects" since Wikia is not a Wikimedia project (as explained above)

WikiaはWikipediaではありません、私たちはWikimediaプロジェクトの複製にならないことを目指します。 WikiaはWikipediaの目標をいくつか共有しますが、WikiaはWikimediaプロジェクトでないので、2は「姉妹プロジェクト」ではありません。(上記の通り)

ウィキア(Wikia)とウィキペディア(WikiPedia)は別物だと書いてある。
WikiPediaの創設者が計画しているということに重点がおかれた記事で、年内開設というのが記事上では重要だとは思えないので、年内の開設を計画していることは、見出しに含まなくても差し支えないように思える。年内開設という要素を省けば、ウィキペディア(WikiPedia)そのものではなくウィキペディア(WikiPedia)の創設者の計画であることが十分明記できる。
読売新聞の記事は、記事の後半から、いきなりウィキペディアとの相乗効果を話題に出し、そこから、検索サイトの説明は全くなく、ウィキペディアの説明となってしまっているため、何か誤解を招きそうだと思った。確信は持てない。