いま党に抱く感想

  • 自民党…自浄効果はあったのかもしれません。それが十分だったかどうかは今後分かることでしょう。
  • 公明党…与党内の緊急ブレーキとしての役割を果たしてくれるのか。
  • 民主党…前原氏に代表が交代。名前と顔を覚えねば。「党を戦う集団に変える」。党首の存在感のアピールが必要か。
  • 社民党…あの辻本氏が戻ってきました。以前の切れ味が出せるのでしょうか。土井たか子氏は戻ってきませんでした。
  • 共産党…さあ。確かな野党、ですか。
  • 国民新党…新しさが全く見えないですね。今後に注目です。
  • 新党日本…議席につながらなかったのは、党首の田中氏の発言以外に新しさが見えなかったからかもしれないですね。
  • 自由連合…今回は、徳田虎雄氏の二男毅氏は民主党の推薦を受けて無所属で当選しています。自由連合としての当選数は0かと。
  • 新党大地id:nkoz:20050911:1126450018でも述べたとおり予想通り。

 新党大地。まさか……、まさか当選してしまうとは。まあ、比例代表なら十分あり得る話だが。しかし、まったくもって北海道県人(え?)の良識を疑う。「北海道人による北海道のための党」って、よくもまあ恥ずかしげもなく言えたものだ。国会議員は国全体の利益を考えると憲法で決まっている。地方の利益は、地方の政治家と中央の政治家との折衝によって実現されるべきだ。こんな基本原則をここまで豪快に破るとは、心から許せない。
id:k2_survive:20050912:p2

北海道の人は北海道民と呼べばよろしいかと。
「国会議員は国全体の利益を考えると〜」確かに憲法にこんな条文がありますね。

第43条1項 両議院は、全国民を代表する選挙された議員でこれを組織する。
日本国憲法*1

「全国民を代表する」、というのはどういうことなのでしょうか。
仮に個々の議員が全国民を代表せねばならないというのなら、例えば郵政民営化に賛成の議員は「郵政民営化に反対」と考えている国民の代表はしていません。仮に、個々の議員が全国民の代表とならねばならないのだとすれば、それこそ玉虫色の結論しか出てこないことになってしまいます。
43条1項を無理に字義通りにとらえるのは適切ではないかもしれません。
結果として、議会が全国民をだいたい代表していれば、それでいい、ということなのでしょう。

北海道の人々が「新党大地」を支持したのは、「いまの国会が北海道を抜きに議論が進んでいる」と感じているからなのかもしれません。
新党大地」は中央集権的な現在の政治が地方分権的になってくるまでの過渡期だからこそ成立しうる党なのだと思います。

*1:六法全書や、http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM#043、http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgiなどでご確認を。